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更新日時
2009年7月5日
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妊娠中毒症と小宮外妊娠へようこそ

妊娠中毒症とは、妊娠20週以降に起こる高血圧、蛋白尿、浮腫の一つ以上が認められる病気で、母体死亡や重症な合併症をもたらします。また胎児に対しても子宮内胎児死亡や子宮内胎児発育遅延などの合併症の原因となり、命に関わる妊娠中の重大なトラブルです。
妊娠中毒症は、妊娠することによって発病し、妊娠が終わると急激によくなる病気で、高血圧、蛋白尿、浮腫の症状が1つ、または2つ以上がみられると妊娠中毒症を診断されます。昔は年間に2000人以上の妊婦が妊娠中毒症で亡くなっていました。欧米では、妊娠性高血圧症などの病名で呼ばれています。
娠中毒症は高血圧だけの単一疾患ではなく、蛋白尿やむくみという症状がみられることが多い病気です。最近は国際的に妊娠中毒症の症状を高血圧を主な症状とする考え方が強くなっいて、蛋白尿のみ、浮腫のみの症状が出てもを妊娠中毒症とは言いません。しかし、日本では、浮腫のみ、蛋白尿のみの場合も妊娠中毒症と診断されます。
妊娠中毒症の主な症状は、高血圧、尿タンパク、むくみの3つです。この3つの症状が全て現れなくても、どれか1つの症状が出た場合、妊娠中毒症と診断されることがあります。また、妊娠中、体重が1週間に500g以上と急激に増加した場合も、妊娠中毒症の始まりと考えられます。
妊娠中毒症が発症しやすいのは、妊娠後期の妊娠36週以降です。妊娠中毒症になる人のほとんどが妊娠後期に発症します。妊娠後期になると胎児も大きくなり、よりたくさんの血液を必要とします。そのため母体の血液量が増え、さらに母体も体重が増えたりするので、各器官に大きく負担をかけるようになってくるからです。
妊娠中毒症の歴史は古く、昔から妊娠中の大きな病気として恐れられていました。近年は生活水準の向上とともに発症する人は減少しつつありますが、現在でも全体の8%の人が発症しています。また妊娠中毒症が危篤な病気であるのには変わりはなく、母児ともに障害を引き起こしやすい病気です。
妊娠中毒症は、純粋型と混合型に大別されています。純粋型は妊娠20週から産褥期(分娩後42日間)の期間にのみに発症するもので、混合型は妊娠する前から高血圧などの症状があり、妊娠したことにより悪化したものです。これらの他に痙攣発作を伴う子癇と言われるものもあります。
遺伝的に高血圧の家系にある妊婦は、そうでない妊婦と比較して数倍多く妊娠中毒症を発症しやすい。 また 15歳未満の若年者や35歳以上の高齢妊婦 、多胎妊娠、慢性腎炎、糖尿病、過労このような疾患が認められると、妊娠中毒症となりやすく、しかも早期に発症しやすく、重症化しやすいということが分かっています。
妊娠中毒症とは、妊娠に対して母体の体がうまく適応できない状態のことを言い血圧が高くなったり、尿にタンパクが出てきたり、むくみが生じたりといった症状が出てきます。これが妊娠中毒症です。ほとんどの場合、赤ちゃんを出産して各器官への負担がなくなると、妊娠中毒症も治り、症状も治まります。
妊娠中毒症は、最高140mmHg以上、最低90mmHg以上の高血圧、尿中のたんぱく質が++と表示されるようになった時、そして朝から手足がむくんで、急に体重の増加がみられた時などに診断されます。妊娠初期から血圧が高めだったり、体重が増えすぎている人は要注意です。

妊娠中毒症と小宮外妊娠を今後もよろしくお願いします。